GoodKeyWord!

インフルエンザの概要/予防

本記事では、インフルエンザの概要、感染経路について触れ、気を付けるべき点、予防法、かかってしまった後の対処法などをまとめています。

2018年08月13日 更新


インフルエンザとは

インフルエンザウィルスによって引き起こされる急性の呼吸器感染症です。
普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られますが、比較的急速に38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が現れるのが特徴です。また、免疫力が低下している方や高齢の方では肺炎を伴ったり、子どもではまれに急性脳症を起こすなど重症化する場合があります。日本では例年12月~3月に流行のシーズンをむかえます。


種類

インフルエンザには季節型であるA・B・C型と新型インフルエンザがあります。季節性のインフルエンザは原因であるインフルエンザウィルスの抗原性が小さく変化しながら毎年世界中の人の間で流行するものです。とりわけA型のインフルエンザに罹患した場合、感染力も強く症状が重症化しやすい傾向があります。
一方新型インフルエンザはこの抗原性が大きく異なるものが現れ、多くの人が免疫を持っていないため全国的に急速に蔓延してしまいます。

 

インフルエンザの感染経路/潜伏期間

咳やくしゃみによる飛沫感染が主です。
インフルエンザウィルスの潜伏期間はわずか1~2日ほどと非常に短いため、潜伏期間中はほとんど自覚症状がなく感染に気付かない場合があります。
非常に強い感染力を持っており、発症前1日から感染力がありといわれており、自覚症状のない方が気付かないうちに感染を広めてしまう恐れがあります。
発症後1週間ほどは感染力を持続し、発症後3日ほどで感染力はピークになります。

 

学級閉鎖/出勤について

学校保健安全法施行規則ではインフルエンザによる出席停止期間の基準を、「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで」としています。
厚生労働省は「学校・保育施設等の臨時休業の要請等に関する基本的考え方」において臨時休業についての方針は示していますが、明確な基準はなく、地域の教育委員会によって任されています。法律で決められている学校とは異なり、会社の場合には決められていません。自分の体調をしっかり見極め、病院で診断書をもらうなどして周囲に感染を広げないように気をつけましょう。

 

インフルエンザの予防



インフルエンザの予防に有効な手段として以下のものがあります。
・流行前のワクチン接種
・外出後の手洗い
・適度な湿度の保持
・十分な睡眠と栄養摂取
インフルエンザワクチンには感染後に発症の可能性を低減させる効果や、発症した場合の重症化を抑えるのに有効であるとの報告があります。
インフルエンザウィルスは湿度50%以上に加湿された環境では急速に死滅すること、空気が乾燥すると粘膜の機能が低下するため、加湿器などを使って室内の湿度を50%~60%ほどに保つと効果的です。

 

それでも、かかってしまったら…

抗インフルエンザウイルス薬の服用を発症から48時間以内に開始すると、発熱期間は通常1~2日間短縮され、鼻やのどからのウイルス排出量も減少します。なお、症状が出てから48時間以降に服用を開始した場合、十分な効果は期待できないため、早めに医療機関受診をし、安静にして休養を取ることが大切です。
小児、未成年者では、抗インフルエンザウイルス薬の服用に関わらずインフルエンザの罹患により、部屋から飛び出す、急に走り出す、歩き回る等の異常行動を起こすおそれがあります。自宅で療養する場合、インフルエンザと診断されたあとは、小児・未成年者が一人にならないなどの配慮が必要です。
解熱後もウィルスは排出されているため、周囲へ感染させないようにマスクをしましょう。



治療薬としては、「タミフル」、「リレンザ」、「ラピアクタ」、「イナビル」、「シンメトレル等(A型にのみ有効)」がありますので、医師の指示のもと効果的に使用しましょう。